アメリカゴルフ事情
[ヘッドスピード計測の信憑性]
Golfショップの計測数値の水増しは未だに行われているようです。
平均で約10%の水増しが横行しているようです。
アメリカでは計測数値の水増しはあまり聞きません。
一時、量販店にランチモニターの設置が流行った時、インターネットで騒がれていましたが最近は殆ど聞きません。
これには幾つか理由があります。
1. ランチモニターなどの計測器の規制が厳しくなった。
2. 昔からライセンスを有するクラブビルダーやクラブ・フィッターが計測を行ってきた。
3. 量販店もクラブビルダーが計測する様になってきた。
4. 専門の機器メーカーが計測機器を開発している。(日本はクラブメーカー)
5. 計測機器の誤差に関する情報が開示された。
米国PGAプロの平均ヘッドスピードと飛距離のデーターがあります。
http://www.pgatour.com/r/stats/info/xm.html?101/
http://www.pgatour.com/2008/tournaments/r002/01/21/radarstats/index.html/
平均は112mph(50m/秒)。最高はJ.B. Holmesの125mph(55.87m/秒)、最低が101mph/45.1m/秒。
飛距離の年間平均は287.6ヤード。最高はBubba Watsonの315.4ヤード、最低が261.4ヤードと公表されています。
米国PGAプロの平均ヘッドスピード(50m秒/287.6ヤード))を見て、どう感じますか?
「意外に低い」と感じている人が沢山居ると思います。
あるいは、45.1m秒/261.4ヤードなら、「俺と大差ない」と感じる人も居るでしょう。
本当にそうでしょうか?

日本にはプロ並みの50m/秒を超えるゴルファーはかなりの数に上ります。
コンスタントにキャリーで250ヤード以上キープできているでしょうか?
ヘッドスピードの水増し計測は、間違った情報をゴルファーにインプットします。
50m/秒と計測されれば、自分の飛距離は250ヤードを超えるはずと考えます。ところが、実際の計測数値は45m/秒前後ですから、220ヤード前後が飛距離になります。
当然、ヘッドスピード50m/秒と45m/秒とでは、ゴルフクラブのスペックも大きく異なります。
つまり、自分の実力以上の数値でクラブ選択している訳ですから、かなりハードなスペックのクラブを購入していることになります。
日本にはカスタム・フィティングが普及しておりませんから、データー計測をあまり重要視しない傾向にあります。
また、クラブビルダーなどの専門家のライセンス制度がありませんから、計測はセールス担当者が行うため計測の方法にバラつきがあり、数値に誤差が生じます。
基本的に日本のデーター計測は販促ツールとして活用していますから、販売に有利な数値を表示する傾向にあります。
計測器の大半はクラブメーカーの専属機器ですから、計測器の設定は各メーカーにより異なります。この為、計測数値はクラブメーカーの計測機器により、[±5m/秒]程度の誤差が生じています。
「シビアな数値を表示すると、気分を害するお客さんが多いので数値を甘く表示する」
と、Golfショップの店員さんは回答しています。
こうしたことも、ヘッドスピードの水増しが横行している要因のひとつでしょう。
米国PGAは、「実戦数値は室内計測数値に対し約5~15%の減少する」と、公表しています。
つまり、シビアに計測された室内計測数値から、更に5%~15%マイナスされた数値が実戦数値になるわけです。
☆ヘッドスピード/平均飛距離(キャリー)/Golf Magazine誌データーより
70 mph/31.3m秒:162 yards
80 mph/35.7 m秒:184 yards
90 mph/40.2 m秒:206 yards
100 mph/44.7 m秒:228 yards
110 mph/49.2 m秒:250 yards
120 mph/53.6 m秒:272 yards
☆ヘッドスピード/平均飛距離/ロフト角の選択
http://www.customclubusa.com/modules/golf1/index.php?id=10/
☆カスタム・フィティング[スキル不足を補うには?]
http://www.customclubusa.com/modules/wordpress/index.php?p=87/





























































